希望の涙。

三月にはいり、春の息吹を感じながらの畑仕事は、これから迎える、希望と不安の季節がいよいよ始まる!といったなんとも言えない心境で、畑に立つ今日この頃です。そして、葡萄樹もいよいよ目覚め始めているようです。剪定した切り口から、樹が吸い上げた樹液がにじみでていました。よく「葡萄の涙」と言われるこの液体、樹液じゃなくて「涙」とゆうふうに見たら、樹にも感情があるように思えてなりません。東北で震災がおきてしまった一年前のこの日にも、葡萄は泣いていました、あれは悲しみの涙だったのかもしれません・・・でも、きっと今年の葡萄樹達の涙は「希望」の涙を流しているんでしょう。